不妊治療3.5か月目
先日妻が妊娠していることが分かりました。まだ安定期には入っていないのですが、とりあえず一安心しました。
ただ自分の精子の問題(静液量が少ない、精索静脈瘤が発生している)は依然としてあるので、継続してクリニックに通っています。
予約していた14時30分に2,3分遅れてクリニックに到着。
その後待合室で1時間待たされました。
相変わらずクリニックの混み具合はひどいです。自分が土日にしかいかないから、平日はマシなのかもしれませんが。
今回は1ヶ月前に行った精液検査の結果を見て、精索静脈瘤の手術をするかどうかを決める日です。
検査の名前を詳しく聞くとDFI検査(DNA断片化指数検査)というらしく、検査料は2万弱しました。
詳しくはこちらのチラシを見てください
精子中のDNAの正常率を見るらしく、グラフの赤色が異常なDNAの精子、青色が未成熟なDNAの精子、緑色が正常なDNAの精子の割合です。
赤色が30%以上が精索静脈瘤の手術を行う判断ラインらしいです。
診察室に入ると、早速検査結果のグラフの確認になりました。
で、自分の結果がこちら
DNAが異常な精子の割合はは3.12%と極端に少なかったです。
先生からは「これだけ良ければ手術するメリットはほとんどない(=不妊の改善には繋がらない)」と言われました。
奥さんが妊娠したことを伝えたところ、これだけ精子が正常であれば後は出会うだけなので妊娠してても不思議ではないとのこと。
今までなかなか子どもができなかったのは、自分の静液量が少なく、奥さんの生理が不安定で卵と精子が出会えなかったのが原因のようです。
手術しても効果はあまり期待できないと言っても精索静脈瘤は継続して発生しているので、「2,3人目のことを考えると、とりあえず手術した方が良いのではないか？」と聞きましたが、精索静脈瘤の手術は手術後の再発率が10%ほどあるらしく、妊娠を望む時に手術をした方が良いとのことでした。
ということで、精索静脈瘤の手術は一旦行わないことになりました。
入院を伴う手術が無しとなったので、ホッとしました。
自分としては静液の量が少ないことがやっぱり気になるのですが、それについて今後どうすれば良いかを先生に聞くのを失念してしまいました。
ただ先生の話ぶり的には、タイミング治療ではなかなかできなくても、次のステップである人工授精で妊娠できる可能性が高いと考えているらしく、あまり気にはしていないようでした。
今回で一旦不妊治療は終わりとなりますが、夫婦2人ともに妊娠しにくい原因を持っていることが分かったので、2人目を考える頃には再度不妊治療に通うことになるでしょう。
今回の治療費は700円。
待ち時間は1時間半ほど。
不妊治療2ヵ月+1週目
今日は3回目の精液検査でした。
(精索静脈瘤の治療判断のための検査なので、通常の検査と異なり保険適用外とのこと)
予約時間は10:30。朝でまだ妻が家にいるため、近くの商業施設のトイレで精液採取。
朝っぱらからお店のトイレ借りて何やってんだと思いながら頑張るが、朝だからまだ頭がボヤボヤしてるのと時間が迫ってくる焦りからなかなか出ず、予約には大遅刻してしまった。
受付をして精液提出。いつもと違う検査だから提出して終わりかと思っていたら、いつもの検査もするらしい。
「ならなんで1週間前に検査した時の精液でやらなかったんだ⁈」という疑問は胸にしまっておこう。
結果が出るまで1時間かかりますと言われ、外で待つことに。
その際に「さすが1時間はかからないと思います」と付け加えられたので近場で待つことにしたが、1時間しても呼ばれず…。結局1時間半待たされました。
受付スタッフの言葉に期待してはダメだな
その後診察室に呼ばれて検査結果の確認をしました。珍しく女性の先生でした。
検査結果はこんな感じ(通常の検査の方の結果です)
精液量がWHO下限値の3分の2ほど・・。濃度や運動率、正常形態率は問題無さそう。先生も「問題ないですね」と言っていたが、やはり前回指摘され改善されていない精液量の少なさが気になる。
その後診察室を出てお会計へ。
今回は保険のきかない特定不妊治療対象を受けるため高額です。(´··`)
19,000円あれば夫婦で焼肉に2回行けるぞ・・。
でも仕方ない出費です。
明細表で政策静脈瘤の事前検査の名前が初めて判明した、DFI検査というらしい。
DFI検査について調べてみると・・
精子DNA断片化検査(DFI)とは、フローサイトメーターを用いてどの程度の精子がDNA損傷(断片化)しているのかを検査し『精子の質』を評価します
引用：福井ウィメンズクリニック
精子の質って、さっきやった検査で分かったんじゃないの？
それともあの検査では判別できない損傷が発生しているかもしれないってこと？そうだとしたらツラい。
次は1月にDFI検査の結果を確認するらしい。2か月も先なのか、長いな。
良い結果が出ると良いな。「良い結果＝精索静脈瘤の手術をすると効果あり」だから、入院することになって身体的にも財布的にもダメージを受けるわけだけども。
今回は、待ち時間含め2時間で19,000円也
不妊治療 2か月目の現状
2ヶ月前から奥さんと不妊治療に通っているのですが、2回の精液検査を経て今回精索静脈瘤を指摘(宣告?)されました。
不妊治療を受診しているクリニックまで15分ほどで着くので、家を出て途中のショッピングモールのトイレでいたして精液を容器に入れました。
家だとずっと奥さんがいるので精液採取は難しかったのです…。
量は目視の段階で少なめ。
クリニックに着き受付をしたらすぐ提出窓口へ。入念な本人確認をして受け渡し。
窓口に呼ばれ40〜60分待つことになるが、院内で待つか外出するか聞かれたので迷わず外出を選択。自分の番が近づくとメールでお知らせしてくれるとのこと。便利。
近くに本屋があったので色々物色。買う気はないが、たまに本屋に行って最新の本を確認すりのは大切だなと感じる。ネットだと自分が求める本しか探さないけど、本屋なら予想もしない本に出会えるので。
1時間ほど経つとメールが届いたので、クリニックに戻り受付で戻ったことを伝える。
5分ほど待つと部屋に呼ばれ、検査結果の確認。若い先生で20代に見えた。話を聞いた感じ研修医の可能性もあるかも⁇気さくな先生。
精液の量・精子の量が共にWHOの基準値以下とのこと。渡された紙を見るとどちらも基準値の半分で、基準値以下という言い方は優しい表現だったんだなと気づく。
量の少なさから男性不妊の疑いがあるので追加で検査を受けるか聞かれるが、一応料金の確認。保険適用対象なので1万以下とのことだったので検査をお願いした。
…ら、急にパンツをおろせと言われてビックリした。どうやら触診&血液検査らしい。それもついでに先に教えておいて欲しかった。
自分は包茎手術やOライン脱毛で散々他人に下半身を晒して来たので、突然の半裸要求にもツーカーで対応。すぐにポロンした。
先生は使い捨てのビニール手袋をつけて玉の状態を触診。「ちょっと嫌な感じするかもです」と言われながら玉をニギニギされました。玉も内臓の一部なので嫌な感じしました。左玉が小さいとのことでした。
次はベッドの上に立ってエコー検査。お腹に力を入れて血管の太さを一緒に見ました。
結論としては精索静脈瘤とのことで、エコーで見えた血管がぶっといこともあり、3段階で一番進行が進んだ状態とのことでした。
精索静脈瘤とは玉に繋がる静脈が太くなり、逆流防止弁が機能しておらず、古い血液が残り玉に悪影響を与えている状態だそうです。
やはりか…という気持ちになりました。自分は昔から精索静脈瘤を疑っていたのですが、中学の時の触診では問題無しと言われ、1年前の精液検査でも問題無しと言われハテナでしたが、異常有りと言われるのが怖くてセカンドオピニオンはしていませんでした。
やるかどうかは別として、精索静脈瘤の手術は部分麻酔を使用する1泊2日の入院になると言われました。今から順調に進めても手術ができるのは5月(6ヶ月後)、手術による精液所見の回復が見られるのは3〜5ヶ月後とのことで、ざっくり1年スパンでの計画になるそうです。
手術内容は、お腹(鼠径部？)を切開して、玉に繋がる静脈の良くないを切って繋げ直すそうです。説明聞くだけでも鳥肌が立ちました。
ただ、状態が進んで玉が小さくなってしまっているので、手術をしても効果無い可能性があるとのこと(そうだとしたらとても悲しい)。
手術が効果あるか無いか、オプションの精液検査をして今日の血液検査と合わせて総合判断する必要があるとのことで、また次回精液検査の予約となりました。このオプション検査は保険適用外とのことで2万するそうです。20万の手術をするかどうかの判断としての2万なので安いのかもしれませんが、その検査→判断に2ヶ月かかるので、その場で「手術受けたい」と宣言すれば良かったなと今この文章書きながら思いました。
もし手術しても効果無いと判断されたらどうしたらいいんだろうか…
診察室を出て5分ほどするとまた呼ばれて採血をしました。
チクッとしましたが痛くは無かったです。取られたのはボトル(?)1本分だけでした。
今日の会計は3,500円ほど、待ち時間含めた拘束時間は3時間ほどでした。次回は1週間後に精液提出です。
AGA治療について自分で調べた内容 AGA治療02
【前回のあらすじ】
〜自分がハゲ始めていることに気づき、何か対策をしなければと思いAGA治療を検討し始めました〜
自分はハゲなのかもという不安 AGA治療01 - 男の悩み備忘録
薄毛対策としてAGA治療をインターネットで調べ始めると、主に2種類の薬があることを知りました。
(薬の名前はメーカー・商品名によって少し異なるようです)
①フィナステリド
主に抜け毛を減らす薬。増毛の効果は無いが、初期の薄毛の人はこれでマシになるパターンもあるらしい。前髪の薄毛よりも後頭部の円形脱毛に効果がある。
増毛を促す薬。飲むと髪以外の部位(腕や脚など)にも影響を及ぼし、全身が毛深くなるらしい。また一般的に薬を飲み始めてから2週間ほどは、弱い毛が抜ける"初期脱毛"という時期があり抜け毛がひどくなる。
①を試してみて満足する効果が得られなかった場合に、①+②を服用するパターンが一般的ということを知りました。
②は毛深くなるのと初期脱毛のダブルパンチの副作用がエグいので、①だけで薄毛が改善されれば良いなぁと思っていました。
またどちらも副作用として「生殖能力が落ちる(性欲減退だったかな？)」との表記があり、30歳前で子供どころか結婚相手もいない自分はビビりました。
一方よく調べると「色んな年齢層を対象に薬効試験をしているため、加齢による性欲減退の可能性もある。薬効試験では性欲減退は副作用によく挙がる」との記載もありました。薬効試験についてよく知らない自分はこの言葉を信じ、AGA治療を試すことにしました。
どちらも国内では未認可の薬のため、薬局では買うことができません。
そのため薬を入手する方法は、
①クリニックに行き診察を受けて処方される方法
②海外から薬を輸入している業者から個人的に通販で購入する
の2通りがメインとなります。
金額的にはクリニックの方が割高となり、通販の1.5〜2倍ほど高かったと思います。
海外の薬というだけでも怪しいのにそれを個人的に買うというのはリスキーだと判断し、自分はクリニックを受診することにしました。(海外からの通販は全く別の薬が送られてくるヤバいパターンもあるそうです)
そこからはAGA治療をしているクリニックを探しました。
・薬の値段が相場より高すぎない
・場所は家の近く、もしくは通勤ルート上にある
・評判が良い
の3つを主軸に調べました。
薬の値段については、大抵クリニックのサイトに「診察結果と処方された薬の種類・値段」の例がいくつか挙げられているので、それを参考にしました。
評判についてはGoogleマップのクチコミとネット検索でザザっと調べた程度です。本当は生の声が聞きたかったですが、「AGA治療やってます」って公言している人が周りにいなかったので…。(まぁ言わないですよね)
2週間ぐらい調べてみて、通勤ルート上で良さそうなクリニックを見つけたので、電話予約して初診に向かいました…(続く)
自分はハゲなのかもという不安 AGA治療01
自分のことを「ハゲなのかも？」と思い始めたのは、会社に入って数年経った、年齢にして27,8歳の頃だったとおもいます。
風呂で頭を洗う時や出勤時髪型のセッティングをする際、抜け毛が増えてきたことに気がつきました。
以前から抜けてはいたのですが、「こんなに抜けてたっけ⁇」となったのがきっかけでした。
シャンプーを流そうとして、両手に絡まる髪の毛の量が10本以下ではなく、明らかに40本以上あり、驚愕したのを覚えています。
インターネットで調べると「人間は普通に暮らしていても一定量髪の毛は抜ける」と書いてありましたが、明らかに一般的な脱毛量を超えていました。
ここで少し話を変えて遺伝の話になります。
人間の遺伝子はXY型で、男性はXY、女性はXXの遺伝子をもっています。
XY(男)× XX(女)で男親からは XかYの染色体を、女親からは必ず Xの染色体をもらうので、子供はXX(男)、XY(女)の2パターンになります。
ハゲの因子は X染色体上にあると言われており、男がもつ X染色体は女親から受け継いでいます。女親はその父親からは X染色体を受け継いでいるので、自分の方の祖父の毛髪量を見れば、自分が将来ハゲるかどうか分かる(と言われています。
それを踏まえて自分の親族を思い出してみると、確かに母方の祖父は薄毛です。でも自分が産まれた時には既におじいちゃんだったので、薄毛なのは不思議でもありませんでした。
また遺伝していたとして、ハゲてくるのは4,50代くらいだろうと思っていました。ただそんな考えは甘かったですね。まさか30になる前に兆候が来るなんて。
そこからは薄毛対策方法を色々調べました。
生活スタイルを見直して、夜更かししないようにしたり、ポテトチップスなどの油を使った食品を極力食べないようにしたり、女性ホルモンを増やすために豆乳を飲んだり…。
こういった薄毛対策を続けたのですが、その努力は虚しく、前髪はどんどんすだれのように隙間が目立つようになっていきました。
汗をかくと毛先がまとまり地肌が見えてしまい、鏡を見てすごい悲しくなったのを覚えています。
唯一効果があったのは、ハゲを目立たなくするために短めの髪型にしたことです。
ただ全体的に毛が短くなるので薄毛の見苦しさはだいぶ緩和されましたが、見た目の改善のみで薄毛自体は変わらずでした。
このままではどんどん毛が抜けていき、髪型だけではカバーできなくなる…と思い、抜本的な対策が必要だと考えAGA治療を調べ始めました…(続く)
不妊治療の保険適用について
自分は現在結婚して3年になりますが、まだ子供はいません。最初の1年間は結婚式に備えて避妊したりもしていましたが、それ以降はタイミングを狙って性交渉もしていますが、なかなか子宝にめぐまれません。
年齢も30歳を過ぎ、35歳が見えてきたので焦りがあります。なので最近、選択肢として不妊治療を考えるようになりました。
不妊治療について調べていると、2022年4月から保険適用対象になったことを知りました。
菅総理の功績の一つですね。当時はなんとも思っていませんでしたが、利用する立場になるとかなりありがたく感じます。
調べてると、自分の住む自治体では不妊治療の保険適用開始に合わせ補助金支給は廃止となっていました。
そうなるとゲスい自分は考えてしまうんですね、補助金の方が良かったのでは？と。
Google先生に聞いてみると、不妊治療の内容に応じて15〜30万の補助金が出ていたみたいでした。
不妊治療が保険適用されるようになったとしても、いくらかは手出しが発生してしまうので、条件によっては補助金の方がメリットがありそうに思えました。
…が、よくよく読んでみると補助金の対象となるには収入制限があり、夫婦合計で730万円未満でないと対象とならないようでした。
共働き世帯であれば1人あたり365万円がラインになるので、新卒やブラック企業でなければ簡単に超えてしまい対象外となってしまいます。
生活が厳しいから仕方なく共働きという家庭が多いのに、収入制限のラインが厳しすぎるように感じました。
我が家も妻には働いてもらっているので、対象外となってしまいます。
その点、保険適用となれば収入制限なく全員が対象となるのでありがたいです。
適用対象となる施術方法や回数制限は設定されているようですが、その辺はおいおい調べていこうと思います。
まず最初の壁としては、妻に「不妊治療を受けてみないか?」という話をすることだと思っています。
気軽に話せる話題ではないですし、施術は女性側の身体への負担が大きいとも聞いています。
ただ、若いうちにやった方が効果も出やすいと聞いていますので(30過ぎが若いかどうかは要審議ですが)、どこかで覚悟を決めて不妊治療にチャレンジしてみたいと考えています。
このブログについて
自分は2022年現在、33歳のサラリーマンです。
大学院を卒業してから10年ほど同じ会社で働いています。
自分は男性特有の悩みを色々経験してきました。
・包茎手術
・ハゲ(AGA治療)
・ヒゲ脱毛(その後全身脱毛へ)
更には、リアルタイムでは不妊治療が始まりそうな感じです。
これらの男性特有の悩みはなかなか周りの人に相談できず、自分一人で悩んでいる方もいらっしゃると思います。
下手に友人に話したりするとからかいのネタになったりしますし、親に相談して必要以上の不安をかけたくないという思いもあると思います。
同じ悩みを持つ男性の方に自分の体験談が少しでも役に立つよう、自分の体験談について忘れない内に書こうと思います。
と嬉しいです。
